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TOSSランドNo: 1145126 更新:2012年12月01日

これだけは覚えさせたい社会科の基礎基本(中学地理)


学習指導要領(中学校 第2節社会)の「内容」に、次の文がある。

(前略)主な国々の名称と位置を地図を用いて身に付けさせるとともに、地名や地図への関心を高める。(国々の構成と地域区分)

主な国の名称と位置を覚えることは、英語の授業で基本的な英単語を覚えることと同じく重要なことである。まさに、基本中の基本である。
     「主な国々」とは、一体、何か国をさしているのか?
     しかも、それは国名だけを覚えればいいのか?
     国名も、その位置も正確に暗記しなければならないのか?
     何か国を覚えれば、入試に対応できる学力といえるのか?

この問いに即答できる社会科教師は少ないであろう。
TOSSオホーツクのサークルで青坂信司代表から質問される8年前まで、私も考えたことはなかった。当然、その時は何も答えられなかった。中学教師として失格である。なぜなら、中学生として、当然、身に付けておかなければならない学力を保障することができないからである。

8年前から、私は「主な国々」を次のようにおさえていた。

   国名を覚える国            50国
   国名と位置を正確に覚える国   15国

「国名と位置を正確に覚える国」とは次の15か国である。
アメリカ合衆国・カナダ・韓国・中国・インド・インドネシア・イギリス・イタリア・オランダ・フランス・ドイツ・ロシア・南アフリカ共和国・ブラジル・オーストラリア

過去の入試問題と学力テスト(北海道の多くの中学校で実施)を実際に解き、自分なりに導き出した結果であった。これらは、細かいデータに基づいた分析ではない。しかしながら、100以上のテストを解いた事実から導き出した私のなりの考えであった。この15か国は100%習得を目指して、私は授業を行った。また、授業開始時に行う「小テスト」で何度も確認した。現在の中学3年生は、2年生の年度末に100%の生徒が15か国の国名と位置を正確に指摘できた。

札幌で法則化中学全国セミナーが開催された。
論文審査の際、向山先生は100名の参加者を前に、次のように発言された。

中学教師ならば、高校入試の問題ぐらいは分析しているんでしょうね。

高校入試が行われた翌日、問題が新聞紙上に公開される。当然ながら、実際に解いてみてどのような問題が出題されているかはチエックしている。しかしながら、「分析」と言えるまで掘り下げたことはなかった。セミナー終了後、過去10年間の北海道公立高校入試問題を整理し、分類してみることにした。結果は以下の通りである。

この結果からも、私が8年前から「主な国」としておさえていた15か国は合理性があると確認できた。ただし、この分析後、サウジアラビアを加えて「主な国」を16か国としている。

北海道の公立高校入試では、10年間で55か国が登場した。直接、国名が問われた国から、問題文に登場した国、答えの選択肢として登場した国、歴史分野の問題として登場した国など様々である。ちなみに、教育出版の教科書『地理 地域に学ぶ』の「さくいん」には62の国(台湾も含める)が出ている。

北海道の場合、直接国名が問われるのは毎年1問(2点配点)である。平成10年、平成7年以外は国名が出題されている。ちなみに、出題された国は南アフリカ共和国(平成13年度)・フランス(12年度)・オーストラリア(11年度)・中華人民共和国(9年度)・ドイツ(8年度・5年度)・ニュージーランド(6年)・バングラディシュ(4年)のである。
平成6年のニュージーランド、平成4年のバングラディシュ以外は、すべて「国名と位置を正確に覚える国」に含まれている。


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