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TOSSランドNo: 3277379 更新:2013年01月03日

3時間で行うリレーの指導


準備物  リズム太鼓,バトン

1 リレーの第1時の指導

集合させ,チーム分けする。
あらかじめ,背の順でもよいから分けておくとよい。
こんなことで時間をかけるのはもったいないからである。後で再度,組み替えをすればよい。
学級の人数が28人~32人で4チーム程度がよい。
人数が多い場合は5,6チームと増やしていく。
準備運動として,走運動をいくつか行う。
鬼ごっこも定番メニューのとして取り入れる。
私の学校のトラック一週は150メートルである。
このトラックを一人半周走ることを知らせる。
走る順番はとりあえず,背の順とする。チームごとに4列に並べ,次のように言う。

指示1:

今から走る順に番号を言います。言われた人は立ちなさい。1番,2番・・・

このとき,同じ組の子たちを横一列にきちんと整列させる。
ささいなことだが,同じ組で一緒に走る子の確認になる。
また,最後の組まで数えていくと自然に整列できてしまう。

指示2:

奇数の人は立ちなさい。奇数の人はトラックの向こう側からスタートします。
スタート位置に走っていきなさい。

偶数の子たちはこちら側に残す。
このようにグループ分けをできるだけ素早くし,とりあえず,1回目のリレーをする。
バトンの渡し方はよくない。立って応援する。など問題が多い。
はじめなのでこれで構わない。
終了後,全員を集めて順位を発表する。「一位 赤1組。二位 白2組。三位・・。」
しかし,これで終わってはいけない。

説明1:

これから名前を呼ばれた人は立ちなさい。A君。Bさん。・・・。
あなたたちは,チームの仲間を一生懸命に応援していました。すばらしいです。
敢闘賞を全員で贈ります。みんなで拍手をしましょう。

リレーで走っているときに教師はチェックしておくのである。

説明2:

次に名前を呼ばれた人は立ちなさい。Cさん。D君。・・・。あなたたちはバトンの渡し方がたいへんよかったです。バトンは右手でもらって左手で渡すのです。

実際に実演しながらやってみせる。
「技能賞を贈ります。みんなで拍手をしましょう。」
これだけでよい。ほめるだけであるが,指導すべきことを入れてしまうのである。
この後,2回目のリレーをおこなう。

指示3:

今から2回目のリレーをします。走る順番はさっきと一緒です。
走ってスタート位置につきなさい。

子どもたちは嬉々としてリレーをする。
すると格段に進歩する。励ましあうチームはほとんどのチームである。
バトンの受け渡し方は,十分ではないにしても,1回目より格段に進歩している。
全員を集めて順位を言った後,話す。

指示4:

赤1組は立ちなさい。あなたたちのチームはDさんが途中でこけたのだけど,一生懸命に励ましていました。普通ならDさんのせいで負けたんよという人がいるのだけど,このチームにはそういう人がいなかったのです。フェア-プレー賞を贈ります。みんなで拍手を贈りましょう。

リレーの場合,バトンを途中で落としたり,こけたりすると,けなす(攻撃する)子がいるのが普通である。
体育は学級作りを兼ねるのに最適である。こういう機会がチャンスであり,しっかりとほめるのである。
その逆の場合が生まれた場合でも逆手にとって生かしていきたい。

説明3:

先生は,今のリレーでとっても残念なことがありました。何だか分かる人?

これでピンと来る子がいれば大いにほめる。そうでなければ次のように語る。

説明4:

リレーのときにこけたり,バトンを落としたりすることは誰にだってあることです。だから,チ-ムの誰かが落としたときがそのチームが本物かどうか,それが試されるときなのです。「〇〇君のせいで負けたんだ。」と言うか「〇〇君ドンマイ。次の時にがんばったらいいよ。」と言うかなのです。「〇〇君ドンマイ。」と言えたチームはスポーツマンシップが兼ね備わった立派なチームです。さっき赤1組ができなかったのは,まだ,チームの心が未熟だったのです。次はできるようにがんばりましょう。

次への意欲を喚起する。
「みんなに聞きます。次はスポーツマンシップを兼ね備えてがんばろうと思う人?」
全員の手がピンと手がまっすぐに挙がる。
「えらい。さすが6年1組です。」すかさず,また,ほめる。
 こうやってリレーを4~5回ほど繰り返す。
 3回目は立って応援せずに,座って応援しているか。態度を指導する。
 4回目はバトンを受ける手の向け方を指導する。一時に一事の原則である。さすがに四回もすると,運動量の確保も大丈夫である。「先生。もう疲れたよ。」と言う子が現れるぐらいである。そして時間があれば5回目を行う。

2 リレーの第2時の指導

第2時は走る順番をチームで決めさせる。
これを第1時にしても無駄である。いい加減にしか決められない。
それは走力についてよく分かっていないからである。
しかし,第2時なら可能である。4,5回チームで走っているからである。
今回も4,5回リレーをする。

3 リレーの第3時の指導

第3時はバトンの受け渡し方を指導する。
はじめは整列させたままで。立ったままの状態で,バトンを受けたり渡したりする。
次に同じ組の子同士で,バトンの受け渡しを運動場一杯に端から端まで広がって行う。
次に実際にリレーをする。
走りながらバトンパスができたかだけを評価する。
いずれにしても,学習規律,態度面の指導,これらをすべて3時間で指導を完了させる。

この後,リレーゾーン,コーナートップなどは順次,指導していくとよい。


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