TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/11/20 現在)

21450
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2320511 更新:2012年12月01日

「30秒スピーチ」に新しい価値づけをする語り


  苦手な教科に力を入れたいと考えています。
  部活動を頑張って、全道大会へ行ってみたいです。

こうしたスピーチをたくさん聞きました。
新学期のスタートということで、誰も意欲にあふれています。
「今までできなかったことに挑戦したい。」「もう1歩、勇気を出して踏み出していきたい。」という気持ちが伝わってきます。とても大切なことだと思います。
担任として、こうした意欲を何とか《結果》につなげていきたいと思っています。なぜなら、その《結果》が中学校生活を支える《自信》に進化して行くからです。中学校生活を、胸を張って送って欲しいのです。
そんな時、大切になってくることがあります。

  小さな努力を積み重ねることができるか、どうか。
  当たり前のことを当たり前のようにできるか、どうか。

理恵さんの原稿を例に話します。
30秒スピーチの課題を出したとき、私は『30秒ぴったりになるように…』と何度も繰り返して言いました。スピーチの原稿を書くのは当たり前のことで、それを練習する過程で、原稿を削ったり、付け加えたりすることを求めました。たった30秒でも、与えられた課題に対して誠実に取り組むことの大切さを分かって欲しかったからです。

30秒ぴったりに終わらせるには、こうした細かな作業が欠かせません。
理恵さんは、そうした努力を惜しまずに行っています。
これは、理恵さんの原稿を見れば分かります。
理恵さんの原稿には、修正を加えた部分があります。きっと、30秒を計りながら読んだ時、時間をオーバーしたのでしょう。だから、後半部分にアンダーラインを引いて、字数を減らしたのだと思うのです。
スピーチを聞いただけでは分からない努力も、原稿を見ることで伝わってきます。

なぜ、理恵さんはこうした努力ができたのでしょうか?
私は、次のように考えます。

  私の指示に対して誠実に対応しようとする素直さがある。

女子マラソンの世界記録を出した高橋尚子さんを育てた小出監督は、伸びる選手の絶対条件を《素直さがあること》と断言しています。素直さがなければ、本来持っている力を最大限に伸ばすことはできないと主張しています。
教師だけではなく、育てる立場にある大人は、その子のより良き成長を願って様々なアドバイスを送ります。それを善意に解釈できなくては、成長の機会を逸してしまうことになります。
理恵さんには、伸びる要素が十分に備わっていると言えるでしょう。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド