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TOSSランドNo: 3300033 更新:2013年01月03日

みんなが本気になって取り組む掃除指導


怒鳴ってばかりだった掃除の時間。
しかし、怒鳴っても、効果があるのはその時だけ。
教師がいなくなると、騒乱状態はさらに増す一方。
いろんな方法を試してみた。
子どもと一緒に掃除をした。頑張っている子をほめまくった。役割分担を細分化した。
それでもうまくいかなかった。
それが、今では子ども達の様子が一変。
どの子も本気で取り組むようになった。
甲本卓司先生に教えていただいたこの方法のおかげである。

1 役割の細分化

掃除の場所を細分化する。
だれがどこをどのようにするのかを示す。
例えば教室を4人で行うとする。
教室を4等分する。
自分の担当する場所を明確にする。
何をどこまですればいいかわかるから、やる気になる。

2 教師がチェックするシステムを作る

できた人は、教師を呼びに来る。
教師は、一番手を抜きそうなところをチェックする。
教室なら、隅。
ここができていれば、他のところはできている。
合格すれば、残りの時間は何をしてもいい。
遊んでもいいし、宿題をしていてもいい。
できていなければ、残ってやってもらうことにする。

3 やり方を伝達するシステムを作る 

甲本学級では、掃除場所は1ヶ月変わらないそうである。
掃除の技術があがり、時間も早くなるそうだ。
私の学級では、2週間交代にしている。

掃除場所の変わるときがポイントになる。
場所が変われば、掃除の仕方も変わる。
教室とトイレでは、やり方も当然変わってくる。
そのたびに教えに行っていたらきりがない。
そこで、前の掃除の人間が1名指導に行くようにする。
私のクラスでは、「助っ人」システムと呼んでいる。
「これでは、先生に合格はもらえない。こういうところを掃除していないと合格しないよ。」
これで、伝達は完璧!
今まで一番さぼっていたやんちゃな子が、助っ人になって一番本気で取り組んでいる。

4 とにかくほめる 

教師は、掃除場所を見て回る。
みんな本気で取り組んでいるから、ほめるだけでいい。
「○○君、こんなところまでやってるなんて、すごいなあ。」
「○○さん、もう始めてるの。さすがだなあ。」
いくらでもほめる材料がある。
時には、連絡帳にも書く。
「○○さんと掃除をしていると、とってもいい気分になります。みんなが気づかないようなところまで、きれいにしようとしてくれています。
○○さんの頑張っている姿を見るとうれしくなります。お家でもほめてあげてください。」
ほめると、ますますやる気になる。

掃除の方法を変えて、学校中で一番早く、一番きれいに掃除ができるようになった。
他の先生方にもほめていただくことがある。
宿泊学習で掃除をしたとき、子ども達の掃除の取り組みに、その施設の職員の方は驚かれていた。
半年前までなまけていた子が、今では本気で取り組んでいる。
甲本先生に言われた言葉が、胸に突き刺さる。
「どのような方法でも、誉められる時は、子どもがえらい。起こられるときは、担任が悪い。」
子どものせいにしていた自分が恥ずかしい。
以前より、子どもに優しくなれた気がする。


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