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TOSSランドNo: 1235094 更新:2012年12月01日

川 (平井多美子 作詞  石桁冬樹 作曲) の指導法


哀愁を帯びた旋律が大変印象深い、美しい曲である。中学3年になるとこういう曲もぜひ歌って欲しい。 楽譜に書かれた速さ、強さの指示を忠実に守って歌うだけでも、普通クラスで十分表現できるように作られている。

1. 女声パートから歌い始める。

初めの8分休符で、みんないっしょに息を吸う。吸う音が聞こえるくらい、たっぷりと。
「しらず」の「ず」が遠くへすーっと伸びていく感じで歌う。「みなかみは知らず、流れてゆく川」をひとまとまりとして歌う。

2. 「はなびら」のHAを丁寧に。

「はなびらをうかべ わくらばをしずめ」と、太字に重みを置いて歌う。

3. 男声パートのハミング、「アー」でも可、と指示があるので、音楽の先生と相談しましょう。(私ならハミングで歌う。)

普通クラスでハミングが難しければ、深い「ウ」または「オ」でもよい。はっきりとしない、なにか「モワモワした物」が聞こえてくる、そんなイメージの声にする。
男声パートの歌は上記1に同じ。

4. 「よしきりを歌わせ」で、小さなヤマをつくる。
5. 「昨日も来て見た。明日もまた来るだろう」は男声がmp、女声がp。つまり、男声パートが主旋律と言うこと。

「きのうもきてみた。 あすもまたくるだろう」と重みを置いて歌う。「き」のKや「く」のkを丁寧に発音すること。

6. 「この川の」からだんだん盛り上げていく。ただし、「きしべっ」にならないように、「べ」は丁寧に。息継ぎは一瞬でたくさんする。
7. 「私は旅人・・・」から、大変センチメンタルな、(まるで演歌か映画の主題歌のような)美しい部分である。

感情を込めてたっぷりの声量で歌おう。 「私は旅人」は、カンニングブレスでよいので必ず一息で。そのかわり、「去る」の次の8分休符は一瞬静寂が訪れるくらい、大切にする。

8. Meno mosso (メノ モッソ) いままでより遅く

指示された「語りかけるように」歌うことを心がける。声を大きくするのではなく、言葉をはっきり。
アルトがメロディー。深く温かい声が求められている。ソプラノが手伝う場合は、そういう声を意識して歌うとよい。

 *みんなで揃って息を吸い、口をパキパキはっきり動かすことで、クリアな発音にすること

 *「きのう」や「きょう」のKを特に丁寧に発音すること

 *語尾の「はー」「がー」などを優しく柔らかく歌うこと      

 *「ないが」に重みを置いて歌う。
ハミングは上記3に同じ、ここは、川の水面が揺れているイメージかな、と私は思っている。

9. Piu mosso (ピウ モッソ) 今までより速く

例の美しいメロディーが再び現れる。 同じ言葉が繰り返されているのは強調。言葉が重なるたびに気持ちが高まって、ヤマである 「ほとりに」 につなげる。
molto allarg.(モルト アッラルガンド) 非常に 強くしながらだんだん遅く。

10. ハミングから、最初の旋律が再び現れる。

さっきまでの高揚した気持ちをハミングで抑えて、ここからラストに向かって新しい音楽を始める。
「ずーー」「かわーー」の音が動く部分は、最初になくてここではある。初めよりも気持ちが高まっていることを表しているとしたら、4パートの表現したい気持ちを凝縮させて、あえてp~mfで歌う。

11. Piu mosso  前述9に同じ

これまで短調だったのが、クライマックスに向かって長調で歌い上げる。
指示された強弱を表現することで、揺れる川の流れ、うねりを表現することができる。ピアノ伴奏の高音も、飛び散る水しぶきか、跳ねる魚か、水面に反射する陽の光か、そういうイメージで弾いて欲しい。
「時まで」は、カンニングブレスでよいからひとまとまりとして続ける方がよいと私は思う。

歌うだけでなく、歌詞を何度も読みましょう。
特に、「みなかみ」「わくらば」「よしきり」「泛べ」など、知っていなければ歌えません。ここに載せることは簡単ですが、どうぞご自身でお調べください


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