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TOSSランドNo: 1145141 更新:2012年12月01日

地名確認に有効な指示は「全員起立」である


「全員起立」という教育技術がある。私も地図指導で、次のように使っている。

指示1:

地図帳30ページを開いて全員起立。 札幌市を見つけた人は座りなさい。

この指示の目的は、次の2点にある。
     1.起立させることで「札幌市」を見つけることに集中させる。
     2.誰が見つけて、誰が見つけていないかを教師が把握できる。

システムは、いたって簡単である。
     1.指定されたページを開いて起立する。右手には赤鉛筆を持っている。
     2.指定された地名を探したら、その地名に赤鉛筆で○を付ける。
     3.○を付けたら着席する。
     4.一度、着席した生徒は、まだ見つけていない生徒に教える。

 

17年間続けてきたシステムであるが、生徒からは好評である。
ただし、システムに完璧なものはない。「全員起立」という指示にも、次のような大きな欠点があることを忘れてはならない。

「札幌市」を見つけなければ、座ることができない。

授業はすべてが成功体験で構成されるべきと考えている。生徒の意欲は、成功体験の積み重ねによって育てられるからである。教師にとって都合がいい教育技術でも、それが生徒の学力向上に結びついているとは限らない。そこを自覚しなければならない。私の場合、次のシステムで成功体験を保障している。

早く見つけた人は、まだ見つけていない人に「札幌市」の場所を教える。

これだと、見つけられなくても立っている時間が短い。さらに、見つけた生徒がどんどん教えていくので、全員が「札幌市」を見つけて座ることができる。だから、生徒は喜んで起立するのである。


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