TOSSランド

コンテンツ登録数
(2017/05/29 現在)

21414
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 2957790 更新:2012年12月31日

平和を築くために必要なものは


修学旅行で長崎を訪れることになった。
事前に3時間の原爆についての学習を行なった。現地では被爆者の体験談を聞いている。
修学旅行後のまとめの授業を1時間の実践。

   事前学習の3時間の内容。
    1時間 「被爆者からの伝言」・・紙芝居をビデオにとったものを見る
    2時間  子どもが生き生きと活動する道徳から追試。
    3時間  永井隆博士の「この子を残して」を中心に長崎に残る原爆のあとを紹介。

指示1:

指示1 修学旅行で印象に残ったことを3つ書きます。3つかけた人から、前に持ってきなさい。

3つのうち1つに○をつけ黒板に書かせる。
友達関係に関わること、協力してできたこと、平和学習に関わることと大きく3つに分けて書かせていった。
・友達と仲良くなった。・明るくなった。・今までに話をしたことのない人とよく話ができた。
・クラスのみんなと協力できた。・集合で素早く点呼ができた。・バスレクで班のみんなと協力して答えを考えた。
・原爆資料館。・下平作江さん(語り部さんです)のお話。・戦争はいやだ。・平和の大切さ。
・原爆の恐ろしさ

発問1:

発問1 修学旅行に行く前と帰ってきてから、友達との関係であなたは、変わりましたか、変わりませんでしたか。

 全員が変わったに手を挙げた。 
どんなこととが変わったか、一言で発表。
「いろいろな人と話ができるようになった」。「今まで話をしなかった人と話をした」。

発問2:

発問2 クラスでの協力に関して、旅行に行く前と帰ってきてから、あなたは変わりましたか。

 変わった(26)「以前より協力しようとする意識が出てきた」。
 変わらない(8)「そのときは、協力したけどそのときだけになってしまっている」。
          「修学旅行では、いろいろな人と話をしたが、帰ってきてからは、いつもの友達ばっかり」

発問3:

発問3 平和や戦争の問題について旅行に行く前と帰ってきてから、あなたは変わりましたか。

 変わった(32)「思っていた以上の衝撃だった」。
          「小学校のときにも広島に行ったが、そのときには、わからなかったことがわかった」
          「今度戦争がおこったら大変なことになると思った。この世の中が続くようにできることはしようと思った」。
          「戦争は本当に怖いと思った」。
 変わらなかった(2)「以前も戦争はダメと思っていたし、その思いに変わりはない」。

発問4:

発問4 戦争はだめ、いけないと思った人?

 挙手させる。全員が手を挙げる。

指示2:

指示2  では、当時の人は、戦争はおかしいと思っただろうか?思わなかったのだろうか?
     思った人は、おかしい、思わなかったと考えた人はおかしくないと書きなさい。

挙手で確認する。

指示3:

指示3  そう考えた理由を簡単に書きなさい。

 おかしい(2)「どっちが勝つのかは知ったことではないが、家族が死んだり食べ物が食べられなかったりするのは、
         おかしいと思う」。
         「空襲警報が出たら逃げたりするなんていやだ」。 
 おかしくない(32)「当時はみんながそうだったからしかたないだろう」。
            「そういう教育を受けているから、おかしいと考える余地はないと思った」。
 私は、「おかしい」と思う子のほうが多いと思っていたので以外だった。

発問5:

発問5 あなた達は、戦争がおかしいと思っています。では、もし生きていたら当時に生きていたら、おかしいと感じただろうか?

 感じた(5)「どう考えてもいやだし、納得できない」。
 感じなかった(29)「周りもそうだからきっと自分も同じように考えると思う」。
             「時代がそうだから仕方ない」。

発問6:

発問6 周りがそうなら、戦争になってもいいのですか?

ここでは、投げかけるだけで充分である。『それは困る」と口々に言う。

指示4:

指示4  下平さんがお話のなかであなた達に残したメッセージに何がありましたか。
     思いだせるだけすべてノートに書きます。

  「人の心の痛みのわかる人になってほしい」
  「核と人間は共存できない」
  「平和はひとりでにできない」 
  「I don't knowといわない」

発問7:

発問7 戦争当時、「人の心の痛みのわかる人」はなかったのでしょうか。

 いた、いなかったで挙手。いなかったに挙手する人はいない。

発問8:

発問8  当時も人の心の痛みをわかる人はたくさんいたはずですね。
     では、どうしてそんな方が戦争をすることになったのでしょうか。

「やめようといいたくても、言えなかった」。
「そんなことを言ったら処罰されたから言えなかった」。
「みんなもそうだから」。

語り  私たちは、ふだんの生活で、「いけないことにいけない」「おかしいことにおかしい」としっかりと
    自分の意見を言えていますか? 通常にできなくて非常時にできるでしょうか?
    ふだんから、誰が何と言おうと当たり前のことを当たり前に判断し、正しいことを正しく判断する習慣があって、
    はじめて、非常時でも正しいことを正しく判断し、あたりまえのことを当たり前に行っていくことができるのでは
    ないでしょうか。平和を訴えることも大事ですが、普段から周りに流されず、正しいことを正しく判断し、
    自分で考え、行動していくことが平和へつながっていくと私は思います。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド