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TOSSランドNo: 6038329 更新:2012年12月31日

2年生でも激変 ~ 文を長く書かせる指導


説明1:

今日は、できるだけ長く書くお勉強をします。今から先生がやることを作文に書いてもらいます。よく見て、じっくり見て、できるだけ長く書きます

そして、次の動作を行った。

「教卓の前から一旦廊下に出て、また教室に戻り、電気を消したり付けたりして、教卓の前に戻る」

10数秒短い動作である。
これを「できるだけ長く書きなさい」と言ってノートに書かせた。
子どもたちからは「えー」という声も上がったが、さっと書き始めた。
しばらくして「できた」と持ってきた。

・先生がきょうしつからでて、でん気をけしてつけました。
・先生があるいて、でんきをけしてつけました。

このような文の子どもが続く。
1行につき10点で点数をつけていった。
このような文で20点である。もっと短い子どもは「先生がろうかに出ました。」といったところで終わっている。
中に、少し長くて次のように書いている子どもがいる。

・先生がきょうしつを出ました。先生がでんきをけしました。先生が手をたたきました。
・先生がろうかに出ました。先生がでんきをけして、またつけました。先生がわらいました。先生が手をたたきました。

30点と40点である。

最初は何が何だかわからない状態なので、このような点数になる。
中に、「先生はしずかにあるきました」とか「ろうかに出てりかしつのほうを見ました」などと、様子を詳しく書いている子どもがいた。
このような作文を読んでやった。
特に「しずかに」「りかしつのうほうを」などのところがいい、ということを話す。
書き方そのものが「~しました」となっていない子どももいたので、「~しました」という文で書くことも話した。
そして2回目である。全く同じ行動をした。
作文を書き始めると、子どもたちはしーんとしてやっている。
次のような作文を書く子どもが出てきた。

・先生がろうかに出て、あたりを見まわしました。先生が、教しつに入ってきて、でん気をけして、またつけました。先生が、しずかにとあいずをして、ニコニコしてから手をパンとたたきました。
・さいしょに先生が手をたたきました。ろうかに出て、よこを見ました。先生がきょうしつに入ってきました。でんきをけしました。しーっとしました。あるいていきました。みんなを見て、パンパンと手をたたきました。
・先生が手をたたきました。ろうかに出て、りかしつを見ました。きょうしつに入りました。先生が、でんきをけしました。わたしは、びっくりしました。こくばんのまえにたちました。にこっとわらいました。

3つとも「80点」の作文である。
いいところがいくつもあります。
例えば、「見ました」でなく「見まわしました」という表現である。
「しーっとしました」や「しずかにとあいずをして」は、同じことをちがう書き方で書いている。
「にこにこして」や「にこっとわらいました」などもある。
また、「パン」や「パンパン」というように「音」を書いている。
さらに「びっくりしました」と感じたことを書いている。
このようないいところを子どもたちに読んで聞かせた。
長く書くためのポイントを整理した。

1 見たこと
2 聞いたこと
3 思ったこと

休み時間の後の時間も国語の授業であり、3回目を行うことにした。
3回目も同じ行動をした。
子どもたちが私を見る視線も、だんだん鋭くなってくる。一つも見逃さないぞ、という感じである。
 作文を書き始めると、鉛筆の音だけが聞こえる。
明らかに文が長くなっている。
「100点」を超える子どもが続出である。次のような作文である。

・先生がさいしょに手をたたきました。そして先生はろうかにでました。ちらりとよこをみました。そしててんじょうをしました。でんきをけしました。ぼくはびっくりしました。せんせいがにこっとわらいました。ぼくもわらいました。そして先生が、
「はい。」
といいました。
・先生が手をたたきました。ぼくはびっくりしました。教しつを出て右を見ました。そして、また中に入ってでん気をけしました。そしてでん気をつけました。そして、シーというように、あいずをしました。そしてあるいてきました。ぼくは
「オー。」
と言いました。先生は、手をまたたたきました。
・先生が、きょうしつを出て、りかしつのほうをむきました。きょうしつに入ってでん気をけしました。でん気をつけました。先生がひとさしゆびを口のまえに出しました。先生がみんなを見て「パンパン」と手をたたきました。先生がニコッとわらいました。そして、みんなが書きはじめました。
・まず先生が手をたたきました。そのあとろうかに出ました。そしててんじょうを見ました。そしてきょうしつの中に入りました。そしてまたてんじょうを見ました。そしてでん気をけしました。そしてまたつけました。そうしてひとさしゆびを口のまえにだして、しーとあいずをしました。こっちにきました。にこにことわらいました。そして手をたたきました。

子どもたちからは、「もっとやりたい」という声があがった。4回目をやることにした。
ただし、行動を変えた。
「スタートで、横を少し向いて、また正面を向いて、おしまい」
というものである。ほんの数秒である。
それでも子どもたちは長く書いている。

・先生が、
「よーい・・・いくよ。」
といって、大きな音で、パンとやったので、わたしは、
「わあ。」
とびっくりしてしまいました。そして、まん中から、右のほうへゆっくりむいていって、
ちょうど○○さんと○○くんが見えるところまでむいて、びっくりしたようなかおをし
て、また、ゆっくりまわって、まん中をゆっくりむいていました。あと、ニコッとわら
っていました。そして、こんどは、わらいながら、左のほうをむいていました。わたし
は、みんながべんきょうをがんばろうとしているところがうれしかったから、わらった
のかなと思いました。そして、またわらいながら、まん中をむいて、手をたたきました。
わたしはびっくりしました。またしたいです。たのしかったです。またたのしいのが
したいです。
・先生は、まず手をたたきました。あたりを見まわしました。わたしは、なぜかなと思いました。そして、わたしたちには、右だけど、先生からは左です。右を見て、びっくりしていました。そして、えのほうを見ました。何も言いませんでした。そして、またあたりをみまわしました。そして、ニッコリしていました。みんながしずかに見ているのかなと思いました。さいごに、手をたたいておわりました。
・先生は手をパンとたたいて、ニコニコしながら左をみたり右をみたりしています。わたしは、「どこをみているのかな。なにをみているのかな。」と小さいこえでいいました。上もみたり、下もみたりしていました。わたしはたのしいのかなとおもいました。どこをみているのか、ぜんぜんわかりませんでした。そしてこくばんのまえで、にこっとして、パンパンと手をたたきました。
・先生が手をたたきました。パンとおとがでました。
 先生がニコッとわらって、わたしもニコッとわらいそうになりました。そして、ニコッとわらって、右左右左と見ました。わたしは、先生がニコッとわらったのは、みんながちゃんとしたからだと思いました。わたしは、こころで「おもしろいな。」とおもいました。わたしもしたいとおもいました。またしてもらいたいと思いました。先生が手をたたきました。そして「はい、おわり。」といいました。


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