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TOSSランドNo: 1241045 更新:2012年12月31日

初めての水彩 色の塗り方


1つ1つ教えれば、1年生でも上手に彩色できるようになります。

子どもたちが自由に塗り始める前に、色の塗り方について話をすること。
自由にさせてしまってから、後で修正するのはとてもたいへん。
色が作れたところで、いったん筆をおかせる。
たくさん色を作った子どもたちは、
「もう、ぬっていいですか?」
と、早くぬりたくてウズウズしている。
そこを制して、
「今からとても大事なお話をします。」
「お話が終わって、先生がよろしいと言ってからぬります。」
と言ってから、次のポイント1~3を板書しながら簡潔に話す。

ポイント1・・・色をおくようにぬること

やさしく色をおく

紙の繊維を傷つけないようにする。
ごしごしこすったり、ベタベタペンキ屋さんのようにぬってはいけない。
間を開けると、水玉模様になってしまうので、「つんつん」や「てんてん」にならないように。
赤ちゃんのほっぺをさわるようにやさしく、じわっと、
紙のざらざらに色をおいてなじませていく感じで、ゆっくりと色をおいていくようにする。
言葉だけではなかなかわからないので、子どもの手をもって体感させてやるといい。

ポイント2・・・下がきの線を踏まない

線をふまない

これを言わないとせっかく上手にかけた「かたつむりの線」が絵の具でかくれてしまうことがある。
そこで、彩色の条件として「下がきの線をふまないこと。」を示す。
これだけでも、子どもたちは慎重にていねいに彩色するようになる。
自然にポイント1の「色をおく」ようになる。
しかし実際は少しぐらい踏んでしまっても、すき間が空いても「大丈夫。大丈夫。」と言ってやる。
あまり神経質にならない。

ポイント3・・・1回ぬった上に重ねてぬらない

2どぬりしない

子どもたちが使う不透明水彩絵の具は、重ねてもきれいにはならない。
反対に、重ねれば重ねるほど色は濁ってきたなくなる。
「失敗した!」と思って、直そうと上からまた色を重ねても、失敗が大きくなるだけ。
中にはごしごしこすってしまう子がいるが、そうなると事態はますます悪くなる。紙がよれて色は濁り、どうしようもない。
そこはそのままにして次に行った方がよい。
その方が、かえってよい効果になる場合もある。

ポイント4・・・白いところ(画用紙の色)が見えていてもかまわない。

以前は、白いところが残っていたらまだ未完成だと思っていた。
だから、「できた。」と見せにきた子の絵を見て「まだここがぬってない。」と返していた。
何回も何回もこれをやるので、きっとイヤになってしまった子も多かっただろう。
絵を完成させた!という喜びを味わうような気分にはならなかったと思う。
しかし、今は「白いところがのこっているかいないか。」なんていうことは問題ではないと思うようになった。
枝葉末節に注意が行って、根幹を見失うことのないようにしたい。

ポイント5・・・タッチを意識させる。

まっすぐなところ、丸いところ、ふくらんでいるところなどに合わせて、筆をおく向きを変えていくと、立体感が出る。例えば、鼻、ほっぺた、まぶたなど、筆の向きを意識するだけで同じ色でも仕上がりは全然違う。
最初に全て説明しなくても、教師がそのことを知っていて、ちょっとアドバイスできればいい。
そして少しでもできた子を取り上げてほめることで、学級全体に広がっていく。

こうやってていねいに色をぬると、3年生や4年生より上手な絵がかけるようになります。
もしかしたら6年生よりも上手にかけるかもしれません。

このように言うと、「へ~っ!?ほんとう?」とうれしそうな顔になって、先生の言うとおり、ていねいに彩色しようとする。


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