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TOSSランドNo: 1320087 更新:2013年01月01日

児童が授業中に教室外へ出たときの校内システム提案7ヶ条


ADHDの子どもが授業中、教室を出ていってしまうことがあります。
友達とのトラブルのために衝動的に学校を飛び出してしまう子もいます。
そんな時、担任を支え、児童の安全を確保できる校内体制を作ってみました。   ー小貫義智先生の追試ー

児童が教室を出てしまった時、担任は当然、その児童を追いかけようとする。しかしそれが度重なると担任1人では対処できなくなる。
昨年受け持った3年生はADHDの子どもが3人、愛着障害と思われる子どもが1人、その他にかっとなると手が出てしまう児童が数名いた。
「先生の言い方が気に入らない」「友達が○○と言った」と言っては教室を飛び出す。
担任は彼を捜し、残された子どもたちは「○○くんがいるとクラスはめちゃくちゃだね」とつぶやいた。
これでは早晩、学年は崩壊し、学年団3人はいつかみな倒れてしまう。危機介入の必要があった。
そこでTOSSー3年MLで発信された小貫義智先生の文書を本校向けに合わせて提案し、職員会議で了承された。
以降、児童が飛び出した際には校内体制が上手く働くようになった。

原則7ケ条

(1)教室に残されている児童の授業が中断されないよう、授業者は教室に残る。

(2)授業者が職員室に内線電話(インターホン)を入れる。その際誰が、どんな様子で出ていったか、どこに行くことが多いか等、状況を具体的に伝える。

(3)探しに行く職員は、携帯電話を持ち、連絡をとれるようにする。但し、職員室には必ず1名残る。

(4)児童を見つけた時は、職員室に連絡をとり、捜索に関わる職員に引き上げるよう連絡を入れる。

(5)空き時間表を内線電話の近くに表示し、協力できる職員を把握できるようにしておく。

(6)協力体制は下記のようにしていくが、それでも児童が見つからない場合は、他学年の職員の協力を要請する。

(7)児童が落ち着くまで、管理職等が対応し、担任に引き継ぐ。

エピソード1
 担任がしなければならないことは、教室を出ていった子も残った子も、両方を大事に思っているということを伝えることだ。
そのために(1)(2)は児童の前ではっきりと伝える方がいい。

エピソード2
 児童を捜しに行くことに一生懸命になると、(3)や(4)を忘れてしまう。
すると、児童が見つかったにもかかわらず、それを知らずに、ずっと捜し続ける職員が出る。
時間も労力も無駄になってしまうので、面倒でも必ず全員の職員が連絡をとれるようにする。

エピソード3
 盲点なのが、児童が見つかったあとの対応だ。
そのまま教室に帰すと、また飛び出す事にもなりかねない。
児童の興奮が収まり、自分の行動の振り返りが出来るまで、管理職がゆっくり対応するよう理解を図りたい。

具体的な手順

Ⅰ 担任が校内にいる場合

(1)担任の授業中
1,担任が職員室に連絡(内線電話)

2,以下の順で捜索に当たる。
①生活指導員
②教頭
③空き時間の教員
④養護教諭(保健室に児童がいる場合は除く)
⑤公仕
⑥校長

3,職員室に1名しか職員がいない場合
①担任が同じ学年の他クラスに内線電話で連絡を入れた後、児童捜索にあたる。
②職員室の職員は養護教諭・空き時間の教員確保に努める。確保できたら担任は教室に戻って授業を続ける。

エピソード4
 実際には1度だけだったが、職員室に1名しか人手がないときがあった。
職員の出張や休みが重なった日などは、予め児童がパニックを起こさぬよう、朝からよりきめ細やかな対応が必要だと感じた。

(2)担任以外の授業中
1,児童、または担当教諭が連絡(内線電話ないし直接報告)を職員室と学級担任に入れる。

2,以下の順で捜索に当たる。
①担任
②生活指導員
③教頭
④空き時間の教員
⑤養護教諭(保健室に児童がいる場合は除く)
⑥公仕
⑦校長

Ⅱ 担任が校内にいない場合

(1)補欠担当者の授業中、または自習中
1,児童、または補欠担当が、隣の教室か職員室に連絡(内線電話ないし直接報告)

2,児童は授業(自習)続行。
  以下の順で捜索に当たる。
①生活指導員
②教頭
③空き時間の教員
④養護教諭(保健室に児童がいる場合は除く)
⑤公仕
⑥校長

3,職員室に1名しか職員がいない場合
①補欠担当→同じ学年の他クラスに内線電話後、児童捜索。
②職員室の職員→養護教諭・空き時間の教員に連絡をとる。

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