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TOSSランドNo: 2320559 更新:2012年11月29日

読書感想文を読んだ感想を伝える語り


冬休みの課題に読書感想文がありました。
C組は全員が提出期限を守ることができました。当たり前のことですが、なかなかできることではありません。学級担任として、「よく取り組んでくれたな!」と感心しました。校内審査の結果、次の3人の作品が別海町読書コンクールに出展されることになりました。審査は12日に行われます。

    五月さん  「卒業式まで死にません」を読んで
    由里さん  「キング牧師」
    涼子さん  「まだ17歳だけど人生って面白いと思う」を読んで

読書感想文を書くコツというのがあります。それは、自分が問題意識を持っている本を選ぶことです。本を読んでから書こうと思うと、どうしてもあらすじの紹介になってしまいます。そうではなく、あらかじめ問題意識を持っている事柄と本を読んで感じたことを組み合わせて書くと、奥の深い文章になります。そのためには、読む本を選ぶところが重要になってきます。その点、3人は「いい目」をしていると思います。私はいずれも読んだことのない本ですが、だいたいのイメージはつかめます。

五月さんの本は、きっと学校生活に関わる問題を掘り下げた内容なのでしょう。「いじめ」などを克服し、強く生きていこうとする若者が主人公なのでしょうか。差別に挑む強い意志に共感を覚えることができそうです。
由里さんは、黒人の差別問題の解決に生涯を捧げたキング牧師を取り上げています。自由の国というイメージのあるアメリカですが、黒人差別は根強く残る社会問題です。それだけ、自由と平等を勝ち取るというのは難しいことなのです。
涼子さんは、悩みが尽きない思春期を明るく生きる高校生が作者なのでしょうか? 毎日を「面白い!」と感じられるかどうかは、自分自身お気持ちの中にあると思っています。プラス思考で生きるコツが紹介されているのでしょう。
いずいれも、自分の思い、考え、願いを素直な表現で綴ることができそうですね。審査結果が楽しみです。

校内代表にはなりませんでしたが、昌美さんと孝史君の感想文を紹介します。自分の気持ちが素直な心で綴られています。単なる「あらすじ紹介」に終わることなく、日頃から何を考え、何を思って生活しているかが伝わってきます。《読書感想文とは、こう書けばいい!》という見本になると思います。来年の参考にしてください。
孝史君は『五体不満足』の乙武さんを取り上げています。この本は、私も読みました。「道徳」の授業でも取り上げました。表紙に写る満面の笑みで電動車椅子に座っている乙武さんを見たときの衝撃は、今でも忘れることはできません。多くの人の「ものの見方」を180度変えてくれた本だと思っています。いい本を選びましたね。

昌美さんは『青空のむこう』を選びました。こちらも中高生に絶大なる支持を得ている本です。私も読みました。こうした感動できる本を、中学・高校生の時にたくさん読んでもらいたいと思っています。忙しい学校生活を送るだけに、本校で取り組む朝の10分間読書は、実に貴重だと思っています。この10分間は私も読書をしているので、誰がどんな本を読んでいるのかは知りません。それでも、落ち着いた雰囲気の中で読書に集中できることを考えたら、それぞれが「いい本選び」をしているのだと思います。昌美さんは最後に「この本を読んで、優しい気持ちになりました」と書いています。すべては、この言葉に凝縮されていますね。


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