TOSSランド

コンテンツ登録数
(2019/11/13 現在)

21654
TOSS子どもランド TOSSオリジナル教材 TOSS動画ランド TOSSメディア TOSS-SNS TOSS公式(オフィシャル)サイト
TOSS子どもランド
TOSSランドアーカイブ
TOSSランドNo: 6728461 更新:2012年11月30日

マット遊びで基礎感覚を身につけよう


1. 教材名
 マット遊びをしよう

2. 習得・活用の指導
●習得 腕支持感覚・逆さ感覚・回転感覚などの基礎感覚を身につける。
      ゆりかごの技能を身につける。
●活用 折り返しの運動をする。

3. 新指導要領の重点事項との関連
(1)論理的思考
 ゆりかごの練習で「どうしたら手を使わずに立てるだろうか」と発問し、ポイントを絞って考えていく。

(2)コミュニケーション能力
 話し合いをしたり、チームを応援したりする中で、コミュニケーションが図られる。

(3)言語活動
 話し合い活動を行い、相手の意見にも耳を傾ける。

4. 授業の実際
習得(1)基礎感覚を身につける準備運動
 私は準備運動の中で、次のような運動をほぼ毎回取り入れている。

・かえるの足打ち跳び
・かえる倒立
・クマさん歩き
・うさぎ跳び
・ブリッジ
・クモ歩き
・アザラシ
・壁登り倒立
・2人組での手押し車
・2人組での馬跳び 

 これらは腕支持感覚、逆さ感覚などの基礎感覚を高める動きである。
 ここで扱う動きは、マット運動に限らず、器械運動全般の基礎感覚となるものである。
 中・高学年での器械運動につなげていくためにも、確実に習得させたい運動である。
 これらの基礎感覚は、低学年の時期でなければ習得させることが難しい。
 また、短期間で身につくものではない。
 したがって、長期的な見通しに立って、繰り返し取り上げていくことが必要である。

習得(2)ゆりかご
 回転し、順次接触していく感覚をつかませていく必要がある。
 1年生において必ず習得させておきたい技能として、ゆりかごが挙げられる。
 ゆりかごには、膝を抱えたり、ばんざいして行ったりと、いろいろな方法がある。
 私がよく行わせているのは、手の平を返し、マットにつけて行う方法である。
 前転の終末局面と全く同じになるからである。
 
 ゆりかごで立ち上がるときに、手を着いてしまう子がいる。
 回転加速の技術、伝導の技術が身についていない子である。
 脚で得た回転力を上体に伝え、起き上がるようにすることができない。
 ポイントは、かかととお尻がつくようにすることである。

発問1:

どうすれば、手を使わないで立てるでしょうか。

発問2:

 拡散的発問で「勢いをつけて回る」などの多様な意見を引き出す。

発問3:

立ち上がるには、お尻とかかとが離れていたほうがよいですか。くっついた方がよいですか。 

集中的発問である。どちらがよいか予想させる。

指示1:

どちらがよいか試してごらんなさい。 

 実際に試すことで考えさせる。
 また、友達の動きも観察させる。
 運動観察の視点を与えているので、観点に沿ってしっかりと見ることができる。

指示2:

どちらがよかったか、グループで話し合いなさい。 

 実際に試して自分なりの考えを持っているのであるから、話し合いの場面でぼんやり聞くということにはならない。
 友達の意見を本気で聞く、心を集中して聞くということになる。
 話し合いを通じて、運動を多面的に捉える目が養われる。これが論理的思考力につながっていく。
 このようにして、ゆりかごの技能を習得させていくことができる。

活用(3)折り返しの運動
 折り返しの運動は、クマさん歩き、うさぎ跳び、アザラシなど、準備運動で取り入れたようなさまざまな動きをしながら、一定距離を折り
返してくる活動である。
 基本的に往路は決まった運動をし、復路は走って戻ってきて、次の子と交代する。
 往路の最後にマットを置き、そこでゆりかごを3回行ってから折り返す方法もある。
 また、途中にマットを置いて、クマさん歩きから前転がりをさせたり、うさぎ跳びから前転がりをさせたりと、いろいろなバリエーションで 
楽しめる運動である。


0回すごい!ボタンが押されました

コメント

※コメントを書き込むためには、ログインをお願いします。
New TOSSランド